丸い選択

歩みを止めない

【ポケモンSVシングルS18最終408位】テラパゴスのいる生活

はじめに

お疲れ様です。東工大ポケモンサークルpoketech23Bのmaruです。今回はS18でR2010、最終408位を獲得した構築について紹介します。似たような構築を使ってオフ大会で3位を取ったので、今回の記事を読む前に以下の記事を読んでいただけると、より理解が深まる思います。
【第二回U22バトルフロンティア3位】クエスパゴスのおもちゃ箱 - 丸い選択 (hatenablog.com)

 



 

 

結果

TN maru 最高最終R2010.163

最終408位

TN ヒバナ 最高最終R1793.157

最終3267位

(最終日はTN maruで1ROM特攻してました)

構築経緯

レギュレーションGが始まってから眼鏡テラパゴス以外ほとんど使っていないため、眼鏡テラパゴスから組み始めた。

U22バトルフロンティアで使っていた並びの使い勝手が良かったため、チョッキハッサム珠パオジアンを採用。

テラパゴスを受けや積みに見せたり、こだわったテラパゴスのクッションとなったりするために受けポケモンが必要だと考えた。そこで、ザシアン、ホウオウといったテラパゴスに強めな伝説に強く出ることができるヘイラッシャ、ヘイラッシャと見た目の相性が良く、電気の一貫を切ることができるディンルーを採用。

コライドン、ウーラオス、オオニューラなどの格闘タイプに対し、ヘイラッシャを投げて対応しようとすると、蜻蛉帰りなどの対面操作からテンポを取られたり、ゴチルゼルやガチグマに破壊される危険性がある。そこで、ラスト1枠には受けのポケモンを選出せずともテラパゴスが苦手とする格闘タイプに有利をとることができる、ゴツメミミッキュを採用した。

 

個体紹介

ポケソルテキスト使ってみました。

 

テラパゴス@拘り眼鏡

アニメ「ポケットモンスター」第2章「テラパゴスのかがやき」最新PVより。 -  アニメ「ポケモン」新章のビジュアル&PV公開、新OPはyama×ぼっちぼろまるが担当 [画像・動画ギャラリー 8/61] - コミックナタリー

(テラス前)

テラパゴス(テラスタル) @ こだわりメガネ
テラスタイプ: ステラ
特性: テラスシェル
性格: ひかえめ
171(4)-103-130-172(252)-130-137(252)
ラクラスター / だいちのちから / あくのはどう / パワージェム

(テラス後)

テラパゴス(ステラ) @ こだわりメガネ
テラスタイプ: ステラ
特性: ゼロフォーミング
性格: ひかえめ
236(4)-112-130-200(252)-130-137(252)
ラクラスター / だいちのちから / あくのはどう / パワージェム

 

C-特化

S-サーフゴー、カイリュー、遅いウーラオスランドロスなどを意識して準速

 

最早テラパゴスのテンプレの型の一つとなっている眼鏡テラパゴス。今回はTN maruを使っていたため自意識過剰かもしれないが、バレてる可能性も考慮し、初手の黒バドレックス対面などでは悪の波動を打たずにテラステラクラスターを打っていた。

技構成についてはメインウエポンのテラクラスター、ドオーや鋼タイプに打つ大地の力、黒バドレックスに打つ悪の波動、ホウオウに打つパワージェムとした。悪の波動は最終日覚えている限り打っていないため、ハッサムに打てる火炎放射でもよかったかもしれない。

いい加減眼鏡テラパゴス以外の伝説ポケモンを使えるようになりたい。

 

ハッサム@突撃チョッキ

ハッサムex【RR】{044/071}[SV5M]

ハッサム @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: あく
特性: テクニシャン
性格: いじっぱり
177(252)-200(252)-121(4)-67-100-85
バレットパンチ / インファイト / はたきおとす / とんぼがえり

 

漢のHAぶっぱ。あまりはSに振ってもいいかも。

 

終盤爆増ポケモン。一時期オボンの実で使っていたが、バドレックス対面食べることができないことに気づき、チョッキに戻った。テラパゴスが止まりがちなチョッキディンルーに対してテンポをとったり、テラパゴスが削った相手をスイープしたりするのが強かった。

インファイトがないとガチグマに打点が無かったり、相手にウーラオスを無限にあと投げされたりするため、個人的にはハッサムインファイトはかなり評価している。

悪テラスについてはパオジアンの不意打ち半減で役立つことがあった。

 

パオジアン@命の珠

ポケモンSV】パオジアンのポケモン情報|覚える技【スカーレットバイオレット】 | AppMedia

パオジアン @ いのちのたま
テラスタイプ: こおり
特性: わざわいのつるぎ
性格: いじっぱり
155-189(252)-101(4)-99-85-187(252)
つららおとし / ふいうち / こおりのつぶて / つるぎのまい

 

A-先制技のリーチを伸ばすため特化

S-135族ミラー意識準速

 

2種の先制技が偉すぎるポケモンミミッキュを入れてから選出機会は減ったが、選出した際にはスイーパーとしての役割を遂行してくれることが多かった。

今回の構築は襷が余っているが、パオジアンは基本後ろから投げるのでステロを撒かれても機能する命の珠で採用した。

 

ヘイラッシャ@食べ残し

ヘイラッシャ

 

ヘイラッシャ @ たべのこし
テラスタイプ: フェアリー
特性: てんねん
性格: わんぱく
257(252)-120-183(252)-76-86(4)-55
ヘビーボンバー / じわれ / まもる / ねむる

 

HBぶっぱ。あまりは特殊技受けるときを考えてD振り。

 

地割れワンチャンポケモン。U22オフでこの枠はドヒドイデにしていたが、対物理性能、不利の打開性能を評価し、ヘイラッシャを採用した。ザシアン軸、ホウオウ軸ぐらいにしか投げなかったが、選出した試合はかなり活躍してくれた。また、選出圧力がかなり高いためゴチルゼルや原種ガチグマのような受け対策ポケモンを呼び、攻め選出でイージーウィンを取りやすい。

技構成についてはハバタクカミの後出し意識でヘビーボンバー、不利を打開するための地割れ、フィールド・天候ターン管理やHP管理のための守る、HP回復技の眠るとした。

テラスタイプはフェアリーにしているが、覚えている限り一度も切っていない。ホウオウ、ザシアンが持っているであろうウエポンに抜群をとられず、ゴチルゼル、原種ガチグマ対策になるゴーストの方が強いと思う。

ラス1から頑丈ブリジュラス(残りHP1)、赫月ガチグマ、ザシアンに対し択を合わせまくって3タテしたときは感動した。過去に受けループを使っていたおかげで手に馴染む最高のポケモン

 

ディンルー@オボンの実

ディンルーex【RR】{049/071}

ディンルー @ オボンのみ
テラスタイプ: フェアリー
特性: わざわいのうつわ
性格: いじっぱり
261(244)-154(76)-145-67-124(188)-65
じしん / カタストロフィ / ヘビーボンバー / テラバースト

 

A-効率意識11n

HD-残りを適当に振っただけ

 

見た目ポケモン。めっちゃ刺さってるときしか投げてない。なぜオボンの実×フルアタなのかと疑問に思う人が多いと思うが、単にチョッキをハッサムに奪われただけである。

パーティに存在するだけで黒バドレックス、イーユイの選出抑制、ミライドンの電気技の抑制などかなり有効に働いた。

ほとんど投げてないので受け崩し型にしてもよかったかもしれない。まあ受けループのグライオンはほぼ全部挑発を持っているので変わらないかもしれないが。

 

ミミッキュ@ゴツゴツメット

ミミッキュ【CHR】{058/049}

ミミッキュ @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ゴースト
特性: ばけのかわ
性格: いじっぱり
151(164)-156(252)-108(60)-63-126(4)-120(28)
じゃれつく / かげうち / こらえる / のろい

 

H-8n-1(皮ダメ意識)

A-特化

S-遅いウーラオス意識

HB-AとSのあまりをいい感じに

(目安としては意地っ張りパオジアンの氷柱落とし+皮ダメ最高乱数切り耐え)

 

最終日前日にpoketech同期のちょくに教えてもらった革命的なポケモン。テラパゴスが重い格闘タイプ全般に強い。特にウーラオスに関してはパンチグローブがほとんどいないので、ゴツメで大きく削ることができる。また、コライドンをゴツメ+反動+呪いで大きく削り、裏の先制技圏内に押し込むことができるため、安定して倒すことができる。最終日にこのポケモンを入れてからコライドン軸にはほとんど負けていない。

テラパゴスの課題であるルギアや瞑想ミライドン、ルナアーラなどの積んでくる伝説に対しても呪いで対処できるため、テラパゴスと非常にマッチしていた。

技構成についてはメインウエポンのじゃれつく、先制技の影打ち、定数で大きく削ることができる呪い、呪いやゴツメと相性のいい堪えるとした。

テラスタイプは先制技のリーチを伸ばすゴーストとした。

最終日に投入したが、テラパゴスの次に選出率が高く、多くの試合で勝ちをもたらしてくれた本構築のMVP。

選出、立ち回り

基本

テラパゴス+(ミミッキュハッサム、パオジアンから2体)

選出率

ミミッキュ>ハッサム>パオジアン

(初手テラパゴスで荒らし、裏の2体で詰める)

 

対ホウオウ

テラパゴス+ヘイラッシャ+(ミミッキュハッサム、パオジアンから1体)

(テラパゴスでホウオウにテラスを切らせ、ヘイラッシャの地割れの一貫を作る)

 

対ザシアン

テラパゴス+ヘイラッシャ+(ミミッキュハッサム、パオジアンから1体)

(ヘイラッシャをクッションにしながらテラパゴスを通し、残り1体で詰める)

もしくは

テラパゴス+ミミッキュ+(ハッサム、パオジアンから1体)

ミミッキュゴツゴツメット、呪いなどの定数ダメージでザシアンを削りテラパゴスを通す選出)

 

ほとんどの試合で先制技持ちを2体選出することができるため、テラパゴスで削った相手を縛りやすい。

 

きついポケモン、構築

初手ミラーコートブリジュラス

受けループ

それ以外は噛み合いとプレイング次第で勝てる

 

感想

構築はそこそこ強かったので最終日前にちゃんとレート上げる時間さえあればもっと上行けたと思います。

実際最終日約R1800スタートで、開幕7連敗し、スクショで確認できる範囲ではR1742まで溶かしましたが、ミミッキュが手に馴染んでからはスルスルと勝ち、R2000乗せることができました。

ちゃんとレート上げてなかったせいで、最終日は2時間睡眠→テスト×2→4時間仮眠→11時間ランクマという恐ろしいタイムスケジュールでした。

真面目に順位取りに行くなら最終日までに高レートのROMを複数用意すべきであると改めて痛感しました。

来月以降潜れるシーズンは真面目にやろうと思います。

 

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感想等もらえたら嬉しいです

maru(まるぽけ) (@marun_pokemon) / X (twitter.com)

Thanks

構築相談乗ってくれたちょく

最終日poketechサーバーで呼びかけたら通話来た方々

オフ等でいろいろ話してくれた方

私のU22バトルフロンティアでの構築を取り上げて頂いた配信者の方々

月村手毬