丸い選択

maruの構築ブログ

【ポケモンSVシングルS16最終674位】道産子ギャルプリンはなまらめんこい

はじめに

初めまして、東工大ポケモンサークルpoketech23Bのmaruと申します。今回はS16で最終674位を獲得した構築について紹介したいと思います。不甲斐ない結果に終わりましたが、使ってて面白いポケモンが何体かいたので最後まで見ていただけると幸いです。

 

オーイシマサヨシ - なまらめんこいギャル [Official Video] - YouTube

 

結果

TN maru 最高最終R1965.278

最終674位

TN ヒバナ 最高メインと同じくらい 最終R1813.424

最終2929位

 

構築経緯

わかりやすい勝ち筋としてエースで積む→全抜きというのがテラスタルによる火力増強、耐性変化と相性がよく、その上使いやすいと思い、展開構築を組むことにした。

起点作成役として高い耐久と素早さを持ち、ステルスロック、麻痺を撒くことができつつ、アンコールによって起点作成、起点回避ができ、その上使うのが簡単そうなギャルプリンことサケブシッポを採用。エースとして積んだ後の火力が馬鹿にならないエナジートドロクツキを採用。スイーパー兼全抜きエースとして連撃ウーラオスを採用。ここまでの3体を基本選出とした。

サケブシッポが苦手な相手としてサーフゴー、ブリジュラス、ハッサムなどの鋼タイプが挙げられる。このポケモンたちに有利が取れ、自身がエース、起点作成役になることができるウルガモスを採用。

上記の4体ではキラフロルやタケルライコがきつかったのでサケブシッポと合わせてトリル展開と誤認させることのできるアカツキガチグマを採用。

最後にトドロクツキを通しづらいブリジュラス入りのサイクルパやウーラオスを投げれない水オーガポン入りやタケルライコ入りに投げてスイーパーとエースの役割を担うことのできる珠ルカリオを採用して構築が完成した。

 

個体紹介

採用順に紹介します。

サケブシッポ@電気玉

サケブシッポ

特性:古代活性

テラスタイプ:ゴースト

221(244)-85(-)-146(212)-77(4)-154(36+)-133(12)

マジカルシャイン/投げつける/ステルスロック/アンコール

 

HB-意地パオジアンのテラス鉢巻噛み砕くを確定耐え   意地炎オーガポンのテラスつた混紡を確定耐え

HD-控えめ赫月ガチグマのテラス珠ブラッドムーンを確定耐え   控えめハバタクカミの眼鏡シャドーボールを確定耐え

S-準速カイリュー抜き

 

参考:【最終19位達成】可愛いだけじゃない!?○○持ちサケブシッポが最上位でも戦えます【ポケモンSV】 - YouTube

こちらの調整を使わせていただきました。

 

ギャルプリン。相当なことがない限りワンパンされないのでほとんどの試合で麻痺撒き→ステルスロックまでこなしてくれた。相手の不意の電気テラスや身代わりは多少きついがアンコールを駆使しなんとかしていた。特に初手ででてくるパオジアンが電気テラスっぽいなと思ったらアンコールを押していた。

技構成についてはコンセプト上ステルスロック、アンコールは確定。マルチスケイルや襷の削り、命中、サーフゴーを麻痺にできる点、トリックに強い点などを考慮して投げつける。相手に削りをいれることができるマジカルシャイン。岩オーガポンに電気玉叩かれまくって悲しかった。テラスについては切る予定がなかったのでゴチルゼルや黒い眼差しでTODされないようにゴーストにした。1回も切っていない。

電気玉+投げつけるをメンタルハーブ+電磁波にすると爆増していた電磁波+挑発ハバタクカミにステルスロックを撒けるためそちらの方が良かった場面が多くあったが、投げつけるがあまりにも偉かったため投げつけるを使い続けた。命中100の麻痺で一方的に運ゲを仕掛けられて楽しかった。

 

トドロクツキ@ブーストエナジー

トドロクツキ

特性:古代活性

テラスタイプ:飛行

181(4)-210(252+)-91-x-121-171(252)

クロバット/叩き落とす/身代わり/龍の舞

 

漢の意地っ張りASぶっぱ

(最速オーガポン意識で陽気でもいいかも)

 

破壊神。A特化+古代活性+テラスアクロバットステルスロックと合わせて自分より遅い相手を全て葬ってきた。技構成については高火力で相手をなぎ倒すことのできるアクロバット、叩き落とす、全抜きするために必要な龍の舞、相手の電磁波、あくびをケアできる身代わり。後発ハバタクカミに上から電磁波を入れられたり、カイリューやパオジアンの先制技で容易に縛られたりするため、扱いづらい点は否めなかった。

 

ウーラオス(連撃)@神秘の雫

ウーラオス

特性:不可視の拳

テラスタイプ:水

195(156)-198(236+)-133(100)-x-81(4)-119(12)

水流連打/ドレインパンチ/アクアジェット/剣の舞

 

A-B4振りパオジアンに対して水流連打の瀕死率が98%   H197B138カイリューに対してA+2テラス水流連打がステルスロック込で瀕死率99.8%

(HBカイリュー以外ステロ+剣舞+テラス水流連打で倒せる)

HB-パオジアンのA189でんきテラバーストの瀕死率が18.7%

S-ミラー意識

 

参考:【ポケモンSV】 世界は可愛く出来ている 【S15最終37位/91位】|ひだかドラピオン

こちらの調整を使わせていただきました。

 

一度剣舞を積むことができれば全抜きできるスペックがあって非常に使ってて爽快だった。火力が高すぎて半減でもゴリ押しできるため、テラス環境にマッチしている。スイーパーとしての役割のみならASで良いと思うが、自身がエースとなることも考えられるので耐久に振ったウーラオスを使った。Sが欲しい場面は対CSブリジュラス、ASカイリュー、CSサーフゴー、ミラーと意外と多いが、耐久の高さで拾った試合も多くあるのでこれでよかったと思いたい。スイーパーとしてリーチを伸ばすために水テラス&神秘の雫で使ったがアクジェのリーチが長すぎて楽しい。

 

ウルガモス@ラムのみ

ウルガモス

特性:炎の体

テラスタイプ:水

191(244)-x-110(196)-155-125-141(68+)

炎の舞/鬼火/蝶の舞/朝の日差し

 

調整意図不明(ボックスにいた個体)

Sを+1で最速テツノツツミ抜きまで落として耐久に回すか最速ブリジュラス抜きまで伸ばすかした方がよさそう

 

物理相手には鬼火、特殊相手には蝶の舞で対応できるオールラウンダー。蝶の舞によって全抜きアタッカーになったり、鬼火によって起点作成役になったりとこのポケモン1体で出来ることが結構多い。技構成については炎の舞、鬼火、蝶の舞、朝の日差しで完結している。炎半減ポケモンに打点がないのは気になるが、炎の舞でゴリ押しできるため問題ない。テラスタイプについては連撃ウーラオスの水流連打意識かつ、ウルガモスの元のタイプと相性の良い水。持ち物については電磁波カミ、あくびガチグマ対策のラムのみ。ステロでHP半分削れて悲しい。

サケブシッポが初手ハッサムを呼ぶのでそこに合わせて相手に圧をかけることができる。ほかにもブリジュラス+あくびガチグマのような構築にも強く、刺さってる相手なら初手ウルガモスを突破できずに降参という展開がザラにあった。

 

ガチグマ(アカツキ)@食べ残し

ガチグマ

特性:心眼

テラスタイプ:毒

220(252)-x-148(60)-176(36+)-103(140)-75(20)

ブラッドムーン/大地の力/欠伸/月の光

 

HB-特化ウーラオスインファイト確定耐え

C-11n

S-麻痺した準速ウーラオス抜き

 

問題児。ほとんど投げてないし、投げた試合はほとんど負けた。元々ボディプレス採用の受けガンメタ構成にしていたが、受けルーパーが静かだったので欠伸型に変更。多分強い人が使うと強いんだろうが、最終日前日に投入したのもあって私には使いこなせなかった。一応サケブシッポのステロとのシナジーはあるはず。一番の仕事は選出画面で相手をにらみつけることである。

持ち物とテラスについてはこのままでいいと思うが、技構成については真空波が欲しいことがあったので要検討。

 

ルカリオ@命の珠

ルカリオ

特性:精神力

テラスタイプ:ノーマル

149(28)-178(252+)-113(180)-x-92(12)-36(115)

 

H-珠ダメ意識(10n-1)

A-攻撃特化

HB-意地鉢巻パオジアンの悪テラかみ砕く+珠ダメ×2を確定耐え、陽気ランドの地震+珠ダメ×2をテラス時確定耐え、意地水ラオスの水流+珠ダメ×1を98.22%耐え

HD-控えめアシレーヌのムンフォ+珠ダメ×1を93.75%耐え

S-遅いランドカイリュー意識

 

参考:【S15最終81位、レート2126】双蒼のルカラティ対面 【ポケモンSV】 - せっきーのブログ (hatenablog.com)

こちらの調整をお借りしました。

 

補完枠。この枠は電気テラスパオジアン、龍舞カイリューなど様々なポケモンを試した。パオジアンはカイリューの神速に縛られる点、龍舞カイリューは瞬間火力が低い点が気になっていたところルカリオにすれば全て解決できることに気づき採用した。

調整については先制技を多用するためSではなく耐久にガッツリ振ったものを採用した。技構成については抜き性能を上げる剣の舞、有象無象を屠る神速、カミに打つバレットパンチ、鋼への打点となるインファイト。片方の先制技を見せた後もう片方の警戒が薄れて技が通りやすかった。持ち物は先制技のリーチを伸ばす命の珠。テラスタルは耐性変更、神速のリーチを伸ばすためのノーマル。

珠+神速orバレットパンチのリーチは凄まじく、ステロがある状態で一度剣舞が通れば3タテすることもザラにあった。また、精神力でランドロスに強い点、神速のリーチの長さによってママンボウ絡みに強い点が非常に良かった。同じスイーパーの役割をしているウーラオスと比べて耐久が低く、対面での打ち合いはウーラオスに分があるため、選出率がそれほど高いわけではないが、サーフゴー入り以外には一定の活躍をしたためもっと信用してもいいかもしれない。

余談だが、ルカリオという現環境トップに比べるとスペックが落ちるポケモンが構築に入った理由が愛でなく、あくまで補完であることに私は美しさを感じた。そのためこの構築でR2000到達したかったのだが、それが叶わなくて非常に悔しい。

 

選出

一例です

 

基本

サケブシッポ+トドロクツキ+ウーラオス

 

タケルライコor水オーガポン入り(サーフゴー無し)

サケブシッポ+トドロクツキ+ルカリオ

 

タケルライコor水オーガポン&サーフゴー入り

サケブシッポ+トドロクツキ+ガチグマorウルガモス

 

ハッサム入り

初手ウルガモス@2

 

ブリジュラス+ガチグマ

ウルガモス+ウーラオス+トドロクツキなど

 

ママンボウサイクル

サケブシッポ+ルカリオ+トドロクツキ

 

その他臨機応変にトドロクツキ、ウーラオスウルガモスルカリオの中で通せそうなポケモンを通す。

 

きついポケモン、並び

ブリジュラス

構築が遅くまとまってしまったため、CSならトドロクツキ以外上を取られている。サケブシッポの麻痺を絡めて突破する。もう少し構築全体のSラインについては練った方が良かった。

終盤増えていた持久力型については有利なのがウルガモス、ガチグマぐらいしかおらず、ウルガモスはステロで半分削れるため面倒くさい。サケブシッポのアンコールをうまく使いながらウルガモス剣舞ウーラオスで無理やり突破してた。

まあまあ気合でなんとかなる。

 

ドラパルト

ウーラオスルカリオの先制技がともに通らない上にトドロクツキの上から殴ってくる。めっちゃ負けた。

 

不意の電気テラス、身代わり

サケブシッポの投げつけるが透かされる。特に電気テラスウーラオスと電気テラスハバタクカミにはボコボコにされた。

 

キラフロル

ガチグマを選出することになるが、ガチグマの練度が低すぎた。

 

タケルライコor水オーガポン+サーフゴー

ウーラオスルカリオの両方が通しづらい。投げるとしたらルカリオだが、サーフゴー投げられたら面倒。ガチグマを投げたら練度の差で破壊された。ガチグマの型はもう少し練った方がよかった。

 

受けループ

最終日一度だけ当たり、トドロクツキでゴリ押して勝ったが、基本的には勝てない。

 

あとがき

構築名の由来は私が道産子&ギャルプリン&「道産子ギャルはなまらめんこい」(読んだことない)です。サブロムのTNはゼノブレイド2のヒバナから取りました。

最終日までにレートが上がりきっておらず、最終日にぶっ続けで潜り、疲れからのプレミの連続でサブロムが地獄の果てに行った8時過ぎに撤退しました。

構築はそこそこ悪くないと思っただけにR2000乗せられなかったのが悔しいです。

私は3/31生まれなのですが、誕生日に一日中ポケモンやるのは楽しかったです。特に最終日の夜中に新入生とブルレクやるのは課題後回しにしてるような背徳感があって楽しかったです。

私は受けルーパーなのですが、新歓大会で受けループを使うのは新入生によくないと思い2月、3月は受けループを封印してました。4月以降はどの構築を使うか決めてませんが、勝てる構築を使おうと思います。

 

質問、意見がある人は以下の私のX(旧Twitter)のDMやDiscordのDMにどうぞ。

maru (@marunpoke) / X (twitter.com)

Thanks

ポケモンくれたりアイテム輸送手伝ってくれたり、最終日通話(雑談)してくれたりしたpoketechのメンバー

構築相談乗ってくれたShie君

おたおめって言ってくれた人

【ポケモンSVシングルS14最終254位】爆速グライラッキーTODループ

はじめに

初めまして、東工大ポケモンサークルpoketech23Bのmaruと申します。今回はS14でレート2000到達した純正受けループについて紹介したいと思います。少し長くなってしまいましたが最後まで読んでいただけると幸いです。



 

 

結果

TN maru 最高R2053.226 最終R2035.739

最終順位254位

 

レンタルチーム

構築経緯

 

物理受けとしてクレベース、特殊受けとしてハピナスから組み始めた。クレベースがきつい物理ポケモンであるウーラオスに対してテラス込みで悪水両方対応できるゴツメドヒドイデを採用。この3体できつい炎オーガポン、ブリジュラス、その他多くのポケモンに対してTODできるグライオンを採用。キョジオーン対策に悪だくみを積んで交代に負荷をかけられる隠密マントGヤドキングを採用。最後の1枠については挑発ガチグマ(アカツキ)に強く出られるポケモンとしてHDアーマーガア、フリージオなど様々なポケモンを試していたところ安定性が高く、かつ選出しやすかった、素早さに努力値をかなり振った爆速ラッキーを採用し、構築が完成した。

 

個体紹介

採用順に紹介します。

 

クレベース@食べ残し

クレベース

特性:頑丈

テラスタイプ:格闘

202(252)-138(4)-259(252+)-x-66-48

氷柱針/ボディプレス/鉄壁/自己再生

 

HB-ぶっぱ

A-あまり

 

残飯クレベース。パオジアンを単体で見れるポケモンがこいつしかいなかったため採用。ステロを撒くポケモンが減っていたので食べ残しを持たせた。鉢巻パオジアンへの安定感が高まったりランドの蜻蛉返りに対して回復できたりする。厚底ブーツはステロを撒かれなければアイテム無しだしなんなら叩き落とすの火力が上がるからアイテム無しより弱い。技構成はカイリューランドロス等に打てて命中安定かつ非接触の氷柱針、火力がめっちゃ出るボディプレス、相手の物理ポケを詰めたり、剣舞に抗ったりするための鉄壁、回復技の自己再生。テラスはボディプレスの火力を増強できて耐性も噛み合っている格闘。

 

役割対象:全ての物理ポケモン

 

ハピナス@毒針

ハピナス

特性:自然回復

テラスタイプ:悪

331(4)-x-62(252)-95-205(252+)-75

火炎放射/投げつける/瞑想/卵産み

 

BD-ぶっぱ

H-あまり

 

特にいうことのない普通のハピナス。悪巧みサーフゴーについてはショックや格闘技持ちのハピナス崩せるやつばかりだったのでグライオンTODしてた。持ち物は投げつけるで毒にできたら嬉しい毒針。技構成については無効タイプのない火炎放射、トリックに抗う投げつける、相手の選出が特殊一辺倒だった時に詰めていける瞑想、回復技の卵産み。テラスはアシストパワー、ラスターパージ、サイコノイズ等意識の悪。

 

役割対象:全ての特殊ポケモン

 

ドヒドイデ@ゴツゴツメット

ドヒドイデ

特性:再生力

テラスタイプ:フェアリー

157(252)-x-223(244)-73-164(12)-55

纏わりつく/毒々/黒い霧/自己再生

 

HB-意地パオジアンの珠電気テラバースト最高乱数切り耐え

D-あまり

 

剣盾時代の構築記事を読んでいたところ巻き付くミロカロスを見つけ、そこから着想を得た纏わりつくドヒドイデ。相手のウーラオスを纏わりつくでキャッチし確実に倒す。纏わりつくによってパンチグローブ毒テラスウーラオスを削ることができるのが強い。持ち物は身代わり悪ウーラオスを削るためのゴツゴツメット。実はドヒドイデを投げなくてもクレベースの格闘テラスとグライオンのドラゴンテラスで剣舞水ウーラオス以外は一応見ることはできるためウーラオス入り全てに投げていたわけではない。技構成は纏わりつく、相手を確実に削る毒々、積みに抗う黒い霧、回復技の自己再生。ボックスにいた個体の流用なのでAに王冠を使ってる。個体調達サボりました。テラスは悪ウーラオスを見るためにフェアリー。

 

役割対象:ウーラオス(悪、水)、ハッサムマリルリ、イダイトウ、イルカマンなど

 

グライオン@毒々玉

グライオン

特性:ポイズンヒール

テラスタイプ:ドラゴン

177(212)-115-154(68)-x-95-158(228+)

地震/毒々/守る/身代わり

 

S-最速ランドロス抜き

H-ポイズンヒール効率意識かつ奇数の8n+1

B-意地鉢巻パオジアンの悪テラスかみ砕く確定耐え

 

TODGOD。一度身代わりを貼ったらTODで勝てる可能性を作り出す無限の可能性を持ったポケモン。主に悪巧みサーフゴー、ブリジュラス、炎オーガポンをごまかすために採用した。炎オーガポンはグライオンより遅いやつが多かったので、毒々打ってまもみがしてるだけで簡単に倒せる。サーフゴーとブリジュラスに対してはまもみがしながら余裕ができたら地震打ってたら簡単にTODできる。速くて火力も意外とあるためグライオンの一貫作って地震連打で勝ちという試合は数多くあった。持ち物はポイズンヒール発動のための毒々玉。技構成はメインウエポンの地震、確実に定数ダメージを与えられえる毒々、TODのための守る、身代わり。テラスはオーガポン、イーユイなどを意識したドラゴン。

 

役割対象:サーフゴー(悪巧み)、ブリジュラス、炎オーガポン、カイリュー(スケショ以外)、ランドロス、その他TODを仕掛けられるポケモン全て

 

Gヤドキング@隠密マント

ヤドキング

特性:再生力

テラスタイプ:鋼

201(244)-x-100-132(12)-178(252+)-50

ヘドロ爆弾/不気味な呪文/悪巧み/怠ける

 

H-再生力意識3n

D-ぶっぱ

C-あまり

 

キョジオーン受け。キョジオーン軸は隠密サーフゴーの対策をしているはずなので、サーフゴーではなく悪巧みから裏へ圧をかけることができてかつ受け系統に強いGヤドキングを採用した。私がキョジオーン軸を使ってたときにサーフゴー以外の隠密マントがきつかったのでヤドキングを選択したのは正しかったと思う。実際キョジオーン軸を狩りまくった。持ち物はキョジオーン受けなので隠密マント。技構成は相手のオーガポンやパオジアンの後出しを許さないヘドロ爆弾、キョジオーンの身代わり貫通でppを削ったりドヒドイデに打ったりできる不気味な呪文、キョジオーンを突破するための悪巧み、回復技の怠ける。テラスはガチグマやラティオスに強く出れそうな鋼にしたがハピラキでその2体は見れてるのでほとんど切らなかった。

 

役割対象:キョジオーン、ポリゴン2アシレーヌ、キラフロルなど

 

 

ラッキー@進化の奇跡

ラッキー

特性:自然回復

テラスタイプ:鋼

325-x-45(156)-55-172(252+)-83(100)

地球投げ/瞑想/ステルスロック/卵産み

 

S-速い挑発ガチグマ(アカツキ)意識

D-イーユイ、ガチグマ(アカツキ)の火力がやばいのでぶっぱ

B-あまり

 

ブルーベリー学園を走り回るラッキーから着想を得た爆速ラッキー。Sは前期の上位記事の挑発ガチグマの中で一番速かった実数値82を抜く83まで伸ばしたところ多くのガチグマの上から行動できたが上を取られたことも何回かあったのでSラインについては諸説。今期受けを崩そうとするガチグマは全てノーマルテラスの挑発持ちだったためこのラッキーでカモりまくった。ボディプレス持ちには当たらなかったためラッキーだった(ラッキーだけに)。この枠にはR1950くらいまではHDフリージオを入れていたのだが、ラッキーを採用してからガチグマにボコボコにされることはなくなり、ハピナスだと若干きついイーユイにも勝てるようになった。私は元々ハピラキ両採用はありえないと思っていたのだが、構築の枠が空いていて、かつ見れるポケモンの範囲が若干異なっていることに気づき採用した。こいつのおかげで勝てた試合はたくさんあったので試しもせずに否定するのは良くないと改めて感じた。持ち物はラッキーの耐久を上げるための進化の奇跡。技構成は攻撃技の地球投げ、瞑想ガチグマ意識の瞑想、相手のサイクルに負荷をかけるステルスロック、回復技の卵産み。テラスはガチグマ意識の鋼。ノーマルテラスのガチグマは大地の力を持ってるものが少なかったのでテラスして地球投げを連打することでダメージレースで勝てる。防御をかなり削ってるので扱いには注意が必要。

 

役割対象:サーフゴーがいない構築のイーユイ、ガチグマなどの特殊ポケモン

選出

特に決まった選出はなく相手のポケモン6体を見れるように柔軟に選出する。キョジオーン入りにはGヤドキング、パオジアン入りにはクレベース、炎オーガポン、ブリジュラス入りにはグライオン、サーフゴー入りにはハピナスを投げることを優先していた。

個人的な受けループの組み方

 

受けループの主な崩され方は以下の4つである

①相手の自慢の受けループ対策や環境にほとんどいないポケモンにボコボコにされる。

②急所や麻痺、氷など運ゲで無理やり突破される。

③択合わされまくってボコボコにされる。

④選出枠が足りなくて選出択になり、嚙み合わずに負ける。

 

①についてはグライオンなどごまかせるポケモンはいるものの環境に少ないポケモンなら対策するだけ無駄なので正直どうしようもない。②、③についてはプレイングの問題なのでここでは割愛する。よって受けループを組む際に重要なことは④の選出択になることをなるべく避けることである。そのため、今回の受けループでは選出択にならないようになるべく汎用性の高く、選出時に腐りづらい6体で構築を組んだ。例をあげるとすれば多くの受けループには炎オーガポン受けにラウドボーンや炎テラスHクレベース、ウガツホムラのようなピンポイントメタポケモンを採用しているが、そのようなポケモンは相手との選出択を生み、相手の選出によっては完全に腐る。そのうえ全部の炎オーガポンが剣舞持ちというわけではなかったので、今期の環境ではこのような対策は過剰気味であると感じた。その点グライオンは炎オーガポンへの性能は低い代わりに炎オーガポン受けとして挙げられるポケモンより汎用性は高い。逆に私の構築のラッキーはBを削っているため汎用性は多少落ちるがラッキーの元々の特殊に対する汎用性が高い上に、受けループを見てウキウキで出てくるガチグマをボコボコにできたので結果的にはプラスである。また、私の構築のGヤドキングは火力インフレ環境なので特殊を受けるにはそこまで余裕があるわけではなく、キョジオーン以外にはあまり強くない。しかし、私の構築は明らかなキョジオーン受けがおらず、キョジオーンがウキウキで出てくるので汎用性は低くなっても選出択にはならず、腐ることがほとんどなかった。以上のことをまとめると、ピンポイントメタのポケモンは汎用性を落としすぎると選出択を生むので環境を読んでどこまで汎用性を落とし、役割への遂行能力を上げるかを考える必要があると思う。

 

あとがき

もともと今シーズンはゼノブレイドをやるためにポケモンはあまりやる予定はなかったのですが、同期の竜王戦予選突破やレート2000報告に感化されて潜りました。

SVはS5から始めてS7で最終301位(R1933)、その後あまり潜る時間が取れず、結果を出せていませんでしたが、今シーズンSVで初めてのレート2000到達できてうれしかったです。大学のテストのため最終日潜れなかったため、次は最終日まで潜り最終2桁とれるように頑張ります。私は1ロム特攻していましたが、受けループはマッチング運ゲの側面が強い上のでよいこの皆さんは複数ロム用意した方がいいと思います。私はニンテンドーアカウントをファミリープランにするところから始めます。

質問、意見がある人は以下の私のX(旧Twitter)のDMやDiscordのDMにどうぞ。

maru (@marunpoke) / X (twitter.com)

 

Thanks

 

アドバイスくれた受けルーパーの皆さん

個体貸してくれたり、交換してくれたりしたpoketechの先輩方

私のやる気に火をつけたpoketechの同期

 

ここまで読んでくれた皆さん

また今度どこかで会いましょう