はじめに
お疲れ様です。Science Tokyo(旧東工大)ポケモンサークルpoketech23Bのmaruです。今回はS26で最終124位を獲得した構築について、紹介します。

結果
TN Secret 最高最終R2014.075
最終124位

TN maru 最高R1997 最終R1945.233
最終298位

構築経緯
毒毒、守る、瞑想、テラクラスターの技構成の食べ残しを持ったテラパゴスの
・考慮外のどくどくにより相手のサイクル構築や展開構築に強い
・圧倒的数値+テラスシェルにより対面的な打ち合いに関して多くのポケモンに対して有利
・瞑想によって特殊に対して詰ませるルートを取れる
という点が非常に強いと感じたため軸にした。
参考:http://blog.livedoor.jp/tbh_poke_oka-sm63/archives/52426832.html
テラパゴスの毒毒が通らない毒、鋼タイプにタイプ上有利であり、威嚇を絡めたサイクル戦をしかけることができる霊獣ランドロスを採用。持ち物はチョッキコライドン+イーユイに対して地震で上からスイープすることが可能な拘りスカーフ。
ウーラオス、オオニューラ、コライドン、ザシアンあたりのポケモンはテラパゴスのみで倒すことはしんどいので、ゴツゴツメットで削り、裏の圏内に入れることにした。これらのポケモンに後投げできる耐久を有し、威嚇とクイックターンによってサイクルを有利に進めることができるハリーセンを採用。
ここまでの3体が不利をとる、
・キョジオーンやグライオンをはじめとした固有の性能により毒が効かない相手
・ブリジュラスやアーマーガアといった毒が通らないがランドロスに強いポケモン
・オーガポンやイーユイといった高火力でサイクルを破壊してくるポケモン
に強く、相手の考慮外からエスパーの一貫を切りつつ対面的に動かせるポケモンとして、悪ウーラオスを採用。
相手のミライドンにサイクルで勝とうとするのはどう考えてもキツイので、ミライドン軸に通すことができてかつ、最終的なスイーパーにもなれるエナジー瞑想ハバタクカミを採用。
最後に、毒の通らない受けポケモンや来てほしくないキラフロル、キョジオーンに強そうな見た目をしているため選出抑制を期待することができつつ、グライオンやドオーに後投げしながらサイクルを有利に進めることができる風船テツノカシラを採用。
個体紹介
テラパゴス

テラパゴス(テラスタル) @ たべのこし
テラスタイプ: ステラ
特性: テラスシェル
性格: ずぶとい
192(172)-103-176(236)-136(84)-132(12)-106(4)
テラクラスター / まもる / めいそう / どくどく
H-テラス前16n、テラス後16n+1、食べ残しの回復量意識(回復量がテラス前12、テラス後16)
B-特化コライドンの晴れ蜻蛉返りが~24のライン(食べ残し2回で回復)
C
・無振りウーラオスに対して+1非テラステラクラスターの致死率87.5%
・197(252)-108(180)のオボンブリジュラス(特化ステラテラクラスター2耐え調整)に対して+1ステラテラクラスター×2の致死率97.65%
・無振りザシアンに対して非テラステラクラスター+テラステラクラスター×2の致死率が99.9%
・無振りパオジアンに対してハリーセンのクイックターン+非テラステラクラスターの致死率83.59%
S-無振り85族(ゴリランダー、ブリジュラスなど)抜き
D-あまり
本構築の軸。物理に対してはHBベースによる耐久で、特殊に対しては瞑想を用いることによって耐久することができるため、毒と合わせることによって相手を疲弊させることが可能。HBベースはとにかく硬いため、瞑想のイメージが強いテラパゴスに対して投げてくる物理ポケモンを逆に返り討ちにした。選出した試合のおよそ半分は初手置きし、眼鏡の圧ちらつかせながら毒をバラまいてもらった。一般ポケモン、禁止伝説関係なしに強引に削ることができる毒毒は非常に強い一手であった。
少しの回復で相手の技を耐える、耐えないが変わることが非常に多いが、守るに積み技を合わされるリスクもあるため、プレイングは非常に繊細で、難しかった。
今回はHBベースで瞑想を採用したが、HDベースにしたり、ステルスロックや吠える、高速スピンを採用したり、毒みがまもにしたりなど、まだまだ開拓可能であると思った。

ランドロス(霊獣) @ こだわりスカーフ
テラスタイプ: じめん
特性: いかく
性格: ようき
167(20)-197(252)-111(4)-112-101(4)-154(228)
じしん / いわなだれ / とんぼがえり/ ステルスロック
A-振り切り
S-準速イーユイ抜き
あまり適当に耐久振り
毒、鋼タイプに対して協力な打点を持つことができ、タイプ、特性の優秀なポケモンとして採用。持ち物については地震の一貫を作って上からシバくルートを取ることができるスカーフ。初手に出してミラコラのS判定をしたり、スカーフがバレないように裏か投げてスイープしたりした。威嚇が非常に偉く、場に出すだけでテラパゴスのサポートをしてくれた。
技構成について、メインウェポンの地震と対面操作技の蜻蛉返りは確定。残りはカイリューへの打点として岩雪崩とサイクル下で撒けたら嬉しいステルスロックとした。ランドロスをステロで切ってカミを通すみたいなテクいこともできる。
地面テラスは珍しいが、HBハッサムを地震+テラス地震で落とすなど、相手への奇襲としては非常に強力だった。いきなり命の珠持ちレベルの火力を叩き出せる一致テラスは相手の想定外から崩すことができるためとても好みである。耐性テラスでなくとも上から倒せば実質耐久を確保してるようなものであるという理論。

ハリーセン @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: フェアリー
特性: いかく
性格: わんぱく
172(252)-115-150(252)-67-76(4)-103 *S26
クイックターン / まもる / どくどく / でんじは
HBぶっぱ
S-麻痺したS207ザシアン(最速136族抜き)の下からクイックターンできる、遅いカイリューの上は取りたい
ザシアン、コライドン、ウーラオス、オオニューラの全てに後投げできる耐性と耐久を持ったポケモンはドヒドイデ、ヘイラッシャ、ママンボウ、ハリーセンの4体である(私調べ)
ドヒドイデ、ヘイラッシャ、ママンボウはそれぞれ
ドヒドイデ…こちらから起こせるアクションの数が少ない、挑発で止まる
ヘイラッシャ…格闘技がまあまあ痛い、欠伸と毒のシナジーはあまり良くない、毒菱を回収できない
ママンボウ…格闘技がまあまあ痛い、ザシアンの剣舞草分けの起点になる、毒菱を回収できない
ということで却下となり、ハリーセンの採用に至った。
ハリーセンの素晴らしい点は以下の通り。
・電磁波とクイックターンの起点回避性能の高さ
・毒菱を回収できる点
・威嚇によるテラパゴスの補助が可能な点
その反面、特殊耐久はかなり終わってるので、ハバタクカミのムーンフォースでさえもかなり痛い。回復技を覚えないが、物理をゴツメで削ったり状態異常にしたりするのが仕事のため問題ない。
技構成について、クイックターンは確定、残りは定数ダメージによる削りを意識した毒毒、草分けザシアンや軽業オオニューラに打てる電磁波、毒ダメージを稼げる守るとした。
テラスは色違いと見た目の相性が良く、耐性の優秀なフェアリーにしてるが、こいつにテラスを切ることはないのでなんでもいい。
ザシアン意識でSの実数値を103にしているが一度も活きてないので普通に105(個体値31)でいいです。電磁波は草分けされた時のみ打ってたから活きないのは当然でした。
後攻クイックターンからテラパゴスを出して守り、HPを食べ残し2回分回復させる動きが非常に強力だった。
テラパゴス軸が苦手な物理禁伝との有利不利を逆転させることができる絶対的エース。最終日は20回選出して17勝(勝率85%)。

ウーラオス(一撃) @ きあいのタスキ
テラスタイプ: あく
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
175-200(252)-121(4)-74-80-149(252)
あんこくきょうだ / インファイト / ふいうち / ちょうはつ
ASぶっぱ
採用理由に書いたように、対面性能と崩し性能を両立した襷枠。選出画面で悪か水か分からないのが非常に偉く、相手視点では一貫してるエスパー技の一貫を切ることができる。初手置きして相手のステロ撒きに最低限の仕事しかさせずに倒したり、裏に置いてスイープしたりと使い勝手は非常に良かった。
調整について、最終日深夜3時頃まではSをけずってBに振っていたが、黒バドレックスにスカーフトリックされたあと、上をとれている方がいいことに気づいたので振り切った。
技構成について、暗黒強打、インファイト、不意打ちは確定。残りは挑発とし、飛ばしルギアに抗ってもらった。
テラスは崩し性能を高めることができる悪。
オオニューラ、パオジアン、水ウーラオスあたりが面倒であるが、襷枠として偉い要素は多かった。
ハバタクカミ

ハバタクカミ @ ブーストエナジー
テラスタイプ: みず
特性: こだいかっせい
性格: おくびょう
145(116)-67-92(132)-170(116)-156(4)-190(140)
ムーンフォース / シャドーボール / めいそう / みがわり
キョジオーンの無振り塩漬け15/16耐え
あまりCSベース、スカーフミライドンの上を取りたいためS高め
主に特殊禁伝に選出し、瞑想からのスイープをしてもらう。
技構成について、瞑想は確定。攻撃技については範囲を意識し、ムーンフォース、シャドーボールを採用。残りは身代わりを採用し、受けに強く出たり、毒ダメージを稼いでもらったり、不意打ちを透かしてもらったりした。
テラスは水ウーラオスやパオジアンに耐性を付けることができつつ、アーマーガアやハッサム対面で強引に瞑想を積むことができる水。電気弱点についてはSを高くすることでスカーフミライドンの上から殴れる、ランドロスと同時選出することで一貫を切ることができるなどの理由から困らなかった。
テツノカシラ

テツノカシラ @ ふうせん
テラスタイプ: ステラ
特性: クォークチャージ
性格: おくびょう
175(76)-82-121(4)-164(172)-129(4)-165(252)
タキオンカッター / サイコノイズ / ボルトチェンジ / みらいよち
遅いムゲンダイナ、ウーラオスあたり意識で最速
あまり適当、なんとなクォークチャージでS上がるように調整してるけど、CSでなんの問題もないです。
グライオンに強いポケモンの中で、
・毒地震は完封できる
・対面操作技を覚える
・未来予知とウーラオスの組み合わせで受けを強引に崩すことができる
・来るだけで面倒なので来て欲しくないキョジオーンやキラフロルに強そうな顔をしてる
・構築単位で重めなキノガッサに勝てる
という点を評価。叩きについてはランドロスやハリーセンの威嚇である程度軽減できるたり、ウーラオスが強かったりするため問題ないと判断(そんなことなかった)。
テラスはキノガッサを確実にワンパンできるようにステラ。
受けポケモンには全般的に強いが、対面的な撃ち合いの性能はあまり高くないので受け+攻めのような構築に対して選出択にしかならず、最終日は一番足を引っ張っていた。反省。
対策のために構築の一枠を割かせるグライオンは悪なのかもしれない。
選出
一般枠によって選出を変えることもあったが、基本的な選出パターンを記載。
選出順については初手は基本テラパゴス、テツノワダチやブリジュラスがおり、初手にテラパゴスを投げても有利を取れないと判断した場合はランドロスorウーラオスを初手に置く。
コライドン
テラパゴス+ハリーセン+(ウーラオスorランドロス)
テラパゴスとハリーセンの守るを駆使して定数ダメージで相手を大きく削り、アタッカーでスイープするのが理想。イーユイやオーガポンによる崩しをランドロスまたはウーラオスでケアする。テラパゴスに対して特化コライドンの晴れ蜻蛉帰りが~24(食べ残し2回分)なのでテラパゴスの初手置きが安定する。微有利。
ミライドン
テラパゴス+(ハバタクカミ、ランドロス、ウーラオスから2体)
(ただしオオニューラ入りにはハリーセンを投げることを検討)
ミライドンに対してサイクルをするのは得策ではない。チョッキっぽかったらランドロスを通す、スカーフっぽかったらカミを通す、眼鏡っぽかったら両方投げて一貫切りながら通せる方通すみたいなプレイングをしていた。五分。
テラパゴス+ウーラオス@1
テラパゴスとウーラオスで一貫を切りながら戦う。展開、サイクルの両方に毒毒がかなり強い。黒バドレックスは宿木以外には微有利、ルナアーラは全ての型に有利。
ザシアン
テラパゴス+ハリーセン+ランドロス
(ただしキョジオーン入りにはウーラオス、キノガッサ入りにはテツノカシラを投げることをそれぞれ検討)
ハリーセンとランドロスの威嚇サイクルが非常に強力であった。物理の役割集中に対してハリーセンが必要以上に削れないように気を付ける。有利。
テラパゴス+(ハバタクカミ、ランドロス、ウーラオスから2体)
テラパゴスでいい感じに削ってカミを通すことが多かった。有利。
ムゲンダイナ
受け系
テツノカシラ+ウーラオス@1
アタッカー系
テラパゴス@2
受け系はテツノカシラの未来予知+ウーラオスで崩すのが理想。テツノカシラより速くて炎技を持ってるムゲンダイナはきつかった。アタッカーは数が少ないのでよく分からないです。相手の調整や技によって有利不利が変わる。
ルギア
テラパゴス+ウーラオス+テツノカシラ
毒で強引な削りを行うことができるテラパゴスと崩しの手段を持つウーラオス、テツノカシラを選出。有利。最終日までは全勝してたけど、最終日の6時台に3回当たって集中力が足りず2回落とした。
ホウオウ
(テラパゴスorハリーセン)+ウーラオス+(テツノカシラorランドロス)
毒で強引な削りを行うことができるテラパゴスまたはハリーセンと崩しの手段を持つウーラオスまでは確定。残り一枠はサイクルを意識したランドロスか崩しを意識したテツノカシラを投げる。こちらの崩しの手段が弱く、ダメージレースで負けがち。不利。
白バドレックス
(テラパゴスorハリーセン)+ウーラオス@1
宿木であっても、トリルであっても対面性能と崩し性能を両立しているウーラオスと守るでトリルターンを稼ぐことが可能でかつ、毒で削ることができるハリーセン、テラパゴスのどちらかは確定選出。有利。
テラパゴス
眼鏡orメテビっぽい
ウーラオス@2
展開っぽい
テラパゴス@2
眼鏡なら対面的な切り返しが可能なウーラオスを、展開系なら毒殺できるテラパゴスを投げる。テラパゴスミラーは上を取ってる方がテラスを切って一方的に殴れるゲームであるためどうしようもなくきつかった。不利。
・テラパゴス
上取られてるので無理
・キノガッサ
どう考えてもきつい、テツノカシラぽんぽん投げられるわけないやろ
・キラフロル
どう考えてもきつい、テツノカシラぽんぽん投げられるわけないやろ
・知らんポケモンから飛んでくる挑発
知らん
感想
勝ちきれなかった。最終日0時半ごろに1ロムR2000(2桁タッチ)を超え、もう1ロムもR1997までいったが、そこからプレミするわ、そのプレミが運負けを呼び込むわ、マッチング運もないわで気持ちが萎えてしまったため撤退。
食べ残しテラパゴスは構築力、プレイングの両方を必要とするため使ってて楽しかった。
まあテスト&レポートに潰されてたにしては頑張っていたということにする。
正直このブログだけで全部語ることができているとは思わないので、何か聞きたいことがあれば私のX(旧Twitter)のDMに気軽にどうぞ。
maru(まるんぽけ) (@marun_pokemon) / X (twitter.com)
Thanks
ウーラオス(♀)、テツノカシラを借してくれたちょく(竜王戦から1年の振り返り書くらしい)
テラパゴスについて相談させていただいたなおっぴー#さん(焼売オフ主催頑張ってください)
テラパゴスについて2ミリぐらい話したノートちゃんさん(ポ2オフ副主催頑張ってください)
30日に一緒に大学に残って課題を解いた友人二人(留年だけはしないように)